気まぐれ日記 2021年4月

2021年3月はここ

4月1日(木)「忙中閑なし忙つづく・・・の風さん」
 11時半起床。イマイチ元気が出ない。これが老いぼれ化現象かも。どこまで抵抗すべきか。迷うところではある。
 ストレッチはいちおう復活した。続いて、歩いて投函に行って来た。これはちょっと久しぶりになった。陽気が良くなったので、午後の投函は暑いな(笑)。
 土曜日の午前に現地で幌の交換をしてもらうことが決まった。以前、フェスタで講演に行った岐阜大学のもう少し先である。懐かしいな。そうそう、学会発表にも行ったぞ。やはり懐かしい。五十代になって青春を通算5年間も再体験できたわけだから、私は幸せ者だ。
 脱線してしまった。年初に購入してあったナビをいよいよ取り付ける時が来た。現役時代はほとんど取説を読んでいなかったので、今回は、ざっと読んだ。全く認知していなかった機能があった。書斎で充電して使えるので、そういった気になる機能はオンにしておいた。キャメロンの電源とつないで、目的地をお気に入りに登録しておいた。所要時間は約2時間なので、遅くとも2時間半前に出発しなければならない。
 家の裏側の壁の高いところに、昨年、築後初めてツバメがやって来て巣を作り、数羽のヒナを育てて行った。その残骸が残っている。これの除去は非常に難しく、だからツバメは安心して巣を作ったのだが、他の用途もあるので、年初に高圧洗浄機を購入してあった。届いてすぐ試運転はしたが、今日、2回目の試運転をした。明日も天気が好さそうなので、明日挑戦する。
 さらに今年最初の電動草刈りも強行した。バッテリー1個分で、周辺は刈った草が飛散するので、今日はやめておいた。
 今月もセミナーが予定されていたが、運良く受講申し込みがあり、開催が決まった。とてもうれしい。来週明けにテキストのデータを送るので、今夜から、その準備に入った。2年前にもおこなったセミナーなので、アップデートすればだいだい完成する。しかし、今回はチャレンジがある。リアルとWebの同時開催なのである。講演では過去に経験がある。講演なら最後に質疑をそれぞれを対象にしてやればよい。セミナーはそうは行かない。そこをどうやるか、ひと工夫かふた工夫か必要である。今夜は、そういった課題を明確にするところまでやれた。
 土曜日の早朝出発モードに慣れるため、今夜はとりあえず午前1時就寝。

4月2日(金)「今日も屋外作業・・・の風さん」
 明日のため、8時起床。ストレッチから起動。無理はしない。いつものブランチ、トーストとホットミルクが朝食。
 キャメロンで外出。JAの新しい支店へ行き、キャッシュをおろし、UFJのATMへ入金。JPで日本数学協会の年会費を送金した(通帳記入を忘れた)。
 そのままGSへ。明日のため、満タン給油し、現状の劣化した幌で最後の自動洗車をした。水漏れはなし。車室内を拭き、タイヤ専用スプレーワックスもかけた。明日は気持ちよく帰宅できるだろう(故障している部分がたくさんあるので、アドバイスももらうつもり)。
 帰宅し、新しいナビに取り換えた。それから、ランチ。これも昔の定番のインスタントラーメン。食後、ソファで横になって体を休めた。
 まだまだ日は高いぞ。気合を入れて、先ず、大型の脚立を外へ持ち出す。180°に開く。母屋より高い裏の土地から、梯子のように1階の屋根に立てかけ、そこまで登って、高圧洗浄機でツバメの巣を除去しようという作戦だ。怪我をしたら笑いものになるだけなので(年寄りの冷や水と言われるだけ)、慎重に準備をし、何度も確認しながら作業を続けた。昨日の試運転でひと経験していたので、洗浄機の立ち上げはスムーズだった。やはり、スプレーガンを持って、1階の屋根に上がるのが、最もリスキーである。脚立は開いた後、ストッパーがしっかり掛かるので、異常な使い方ではない。脚立の本体はアルミ製だが、ストッパー類はスティール製だ。強度的にあまり余裕がある設計ではないが、私自身がここ1年で体重が約5kg減っているので、それは安心材料ではある(変な安心感)。
 換気扇の屋外排気ダクト上にあるツバメの巣をきれいに除去するのはなかなか大変だった。水の跳ね返りが多く、びしょ濡れになった。そうなってもいい服装だったので、気にはしなかった。草刈り用の防護メガネは役に立った感じがする。
 実は、ツバメの巣は、書斎の外にも作られかけた。その残骸が残っている。脚立を移動させて除去した。周辺には、ツバメが捕ってきた虫などのエサが貼り付けてあったのだが、それを除去するのは難しかった。できなかった。次回の課題だ。
 ナビに続いて、レーダー探知機もせっかくだから、今回のドライブのため取り締まり情報を更新した。無料でできるのがうれしい。
 セミナー用のテキストも少しはやっておかねばならない。今回のセミナーの重点をどこに置くか、再確認した。
 午後11時半就寝。昨日、今日と屋外作業をした効果で疲労していて、すぐ眠れた。

4月3日(土)「久しぶりの遠出・・・の風さん」
 午前6時起床。無理なく起きることができた。うれしい。慌てずに、朝の起動をすべてやってみよう。
 入念なストレッチの後、トーストとホットミルクの朝食。
 7時15分にキャメロンで出発。想定よりも15分早かった。知多半島道路を北上。キャメロンも久しぶりの遠出になるので、絶好調という感じではない。
 天気予報は晴れときどき曇りで、快晴とは言えない。名古屋高速に入った。これも久しぶりだ。交通量は多め。ETCのマイレージが、名古屋高速はこの4月までで対象外になるのだそうだ。そもそも高速という名前をつけておきながら、最高速が60キロ制限なので、不満だったが、さらに不満が増えるな。急ぎでないときは利用しない。つまり、下道、一般道の交通量が増えるのではないか。
 一宮から名神に入った。交通量は多い。1時間経過し、路側帯みたいなパーキングエリアがあったので、ピットインし、トイレと自販機のお試し利用をした(笑)。昨年1月の奈良行き以来の遠出なので、キャメロンだけでなく、私自身もちょっと慣れない。ボケ老人は疲労に注意しなければ。
 養老JCTから東海環状に入り、終点の大野神戸(おおのごうど)で降りた。私は初めてだな、ここは。目的地まで1kmを切ったところにコンビニがあったので、寄って、コーヒーを買っておいた。9時15分着。ゆっくり走って2時間で着いた。距離は約110kmだ。ほとんど有料道路。
 Roadster専用の修理工場である。すごく鄙びたところにあった。社長が奥さんと二人だけでやっているらしい。しかし、設備はだいたい整っている。点検をしてもらった先客が帰るところだった。ちょっと会話する。Roadsterファン同士の会話だ。
 あとで分かったのだが、待っているのがつらい客に対しては、代車を貸して、近場の観光地をドライブしてきてもらうらしい。私は見学希望だと思われて、そのオファーはなかった。奥さんがコーヒーを淹れてくれたので、ありがたくいただいた。
 作業の途中も来客が色々と来る。Roadsterで来た客は、見積もりを聞いて、内金を置き、代車のRoadsterを借りて帰って行った。Roadsterに特化したビジネスはまだまだ続きそうだ。
 幌の交換とは言っても、シートは取り外すし、内装の多くの部品を外さないと、装着できない。全体を取り外す時は、二人がかりである。骸骨みたいになったキャメロンを見て、惚れ直した。フレームだけのように見えてもカッコいい。設計的に完成度が高いと、こういった骨組みも美しいのである。新しい幌は、別の骨組みに既に組み付けてあったが、それでもたっぷり2時間強かかった。最後は、水漏れ点検だけでなく、洗車もしてくれた。故障個所をいくつか説明して助言ももらったが、社長が保有してある平成2年式と3年式のNAを、いかに劣化させないように維持するか、ポイントも教えてくれた。
 正午で終了したので、道の駅に寄ってうどんの昼食を摂り、来た時と逆コースで家路についた。
 非常に早く帰宅したので、ワイフが驚いていたが、すぐ外へ出てきて、キャメロンをしげしげと眺めていた。
 これであと8年という目標ができたことを説明した。道の駅で買って来た桜餅を食べて、しばし仮眠した。目覚めてから、ホットタイム。
 明日は日本数学協会のオンライン講義があるので、また少し復習したが、なかなか難しいぞ。さらに、週明けまでに送付を約束している、今月のセミナーテキストの準備をやった。最後は、来週の月曜日に予定しているZOOM打ち合わせのための準備。就寝は午前5時になった。いやあ、ハードな1日だったなあ。

4月4日(日)「今日もあれこれ・・・の風さん」
 11時半起床。ストレッチから普通に起動。教室のないワイフとブランチ。ハムエッグにウィンナーソーセージもついた(笑)。
 15時半からの数学のオンライン講義のための復習を開始した。未明の復習でも忘れている数学の公式が多いため、とてもてこずるが、日中でも同様なので、本当に忘れているんだ(^_^;)。でも、複素数の世界は面白い。実数に無理数を追加して複素平面になっただけで、世界が広がるのだが、今回のシリーズではリーマン球面といった、だんだん目に見えない世界に入っていく。これ(純粋数学)が、機械工学で学んだこととどう結びつくのか、興味は尽きない。
 予定通りZOOMを用いた講義が始まった。少し復習から入ってすぐ先週の最後の無限級数の部分に突入。この辺からややこしいので、理解より興味を優先させて聴講した。途中で短い休憩はあったが、2時間はあっという間だった。終了後、先週は頭がスッキリしたが、今週は少々頭痛が出た。ボケ防止になるかな、かなりのハードトレーニングだし。
 終わってすぐホットタイム。
 晩御飯後は、先ず、セミナーのテキスト作成の続き。明朝までに完成させて送付したい。全体のバランス調整もしながら、リアル&オンライン対応も考える。新たにクイズを1つ追加した。受講者とのコミュニケーションのきっかけにするためだ。印刷用のテキストのPDFの容量が19MBになってしまったので、旧執筆マシンを立ち上げて、ファイル圧縮した。こっちには良いソフトが入っているから。14MBになったものをメール添付で送信したら、ブロックされてしまった。そこで、2つに分けて送ったら、それもダメ。結局、3分割して送信した。手間取った。
 最後に、昨日に続いて、明日のZOOM打ち合わせのための準備をしてから就寝。午前5時半。遅すぎる。外が明るくなってきた。 

4月5日(月)「まだ半徹夜状態・・・の風さん」
 11時起床。てきぱきとストレッチから起動。トーストとホットミルクのブランチを終えるころ、今日の出版社とのZOOM打ち合わせの延期が決まった。連日多忙な中、必死で準備してきたが、今日のZOOM打ち合わせの準備は不足していたので助かった。しかし、現役のころは、こうやって仕事に追いまくられながら、必死にやってきたのだと今更のように思う。あの当時の高密度な生活に戻るのはちょっと無理そう。
 予定が変わったが、のんびりしていられない。明日の予定を前倒しすることにした。月例の月初のルーチンがまだ終わっていない。ガスレンジとレンジフードの掃除に取り掛かった。リフォームのお蔭で美味しい料理が食べられるようになったのは事実である。感謝の気持ちで掃除に取り掛かる。最後に、天井の掃除の続きも少しした。天井の染み取りは、面積が広いだけに相当に大変だ。1階をすべて完了させるには、あと1年はかかるだろう。
 幌が更新されたキャメロンのために、クルマ用のカバーを発注してある。これからも修理は色々と必要だ。シフトノブのブーツカバーも経年劣化で数か所が破れて小穴があいている。自分で交換できるか、つまり周辺の部品を分解できるか、試してみたらできた。そこで、このブーツカバーも発注した。
 書斎へ入り、ルーチンを終えた後、ZOOM打ち合わせの準備の続きに取り掛かった。準備とは言っても、何のことはない、自分の原稿を読んでおくことだ。読みながら書き直したくなる衝動を抑えつつ、読み進めた。しかしやはり、どうしても修正したい部分が出てくるので、そこは書き直してしまう。時間がかかる。また悪い癖だ。粘り強くこの仕事を続けた。前回書き直した部分が、やはりまだ完成度が低い。明日の打ち合わせ結果を踏まえて、次の書き直しの時にリファインすることにする。
 新型コロナは、変異型が出現したことで、日本の第四波はほぼ確定的になっている。ワクチンの接種も予想よりもなぜか遅く、このままでは、オリンピックは海外からの観客だけでなく、国内も同様に最悪無観客、よくて半数ぐらいに制限となりそうだ。年末までに終息してほしいが、無理かもしれない。11月の秋田のイベント(全国和算研究大会)の開催が非常に危惧される。それらよりずっと前の、私の5月の仙台での講演は困難だと思われる。
 結局、就寝は午前6時になってしまった。あと1日頑張れば、次のフェーズに入れるはずだ。 

4月6日(火)「ZOOM打ち合わせ・・・の風さん」
 正午起床。ストレッチは省略。時間がない。急いでブランチを摂り、書斎へ。
 出版社とのZOOM打ち合わせのスタンバイをしてから、未明までやっていた準備の続き。前回修正した部分が今後の再修正重点部分になりそうだと予想する。
 予定通りの時刻で始まった。今回の編集者とのZOOM打ち合わせは初めてで、聞いたら「今は実家です」とのこと。業務のほとんどは東京の本社でやっているが、著者と直接会って打ち合わせができないなど、非効率な面が多いと言っていた。
 いきなり物語の場面から得られるイメージの話題になった。その着想がとても気に入ったので、私もそれに便乗してイメージをふくらませてみた。表紙カバーのデザインになりそうだった。続いて、これまで設定していなかった出版時期の相談になった。色々な前提条件が必要だが、編集者からマーケティング的な意見が出たので、それなら新型コロナがある程度鎮静化していないと私自身のPR活動(主に講演)が困難なので、1年後くらいではないかということになった。
 原稿の修正に関しては、今回は2つの提案が編集者からあった。どちらも熟考を要するものだが、内容的によりメリハリが効いてくる、つまり感動的な展開になるためのものなので、何とか生かしたいと思った。
 1時間ちょっとの充実した打ち合わせだった。ここしばらく高密度な多忙さが続いていたので、今日はオフではないけれども、あまり無理しないことにした。
 またまた深夜、今日の打ち合わせ内容を整理したメールを書いて、編集者へ送った。遊び心で、打ち合わせの冒頭で描いたイメージを絵にしてみた。それを添付した。また、打ち合わせの時に言い忘れたことがあったので、それも付け加えた。
 やや遅れてしまった風呂掃除をしてから就寝した。就寝は午前5時。全然ゆっくりしていない(笑)。

4月7日(水)「生老病死・・・の風さん」
 11時半起床。もちろん午前だ。これから少しは早起きしたい。入念なストレッチから起床。最近血圧も安定している。寒い時期だけがやや気になるところだ。しかし、ストレッチは半分は筋トレなのだが、体重の減少と一緒に筋肉も落ちている。皮下脂肪がある程度落ちたところで、筋肉はつけなければいけない。若い時とは違う。老人こそ意識して筋肉をつけないと(ただし無理は禁物)、普通の生活を送れなくなる。
 シフトノブブーツカバーが届いたので、キャメロンに装着しようと出動した。ところが、純正と汎用の違いが明らかになった。ブーツと呼んでいるが形状はスカートに似ている。その開いている角度が違うのである。取り付け部分に合わせると、露出部の高さが高くなってしまう。つまりカバーが余ってしまうのだ。他にも色々と調整に苦労して、やっと装着できたが、余ったカバーをたるませると言うかひだにして覆うしかないので、あまりカッコよくない。YouTubeで見ると、色々なパーツを工夫しレストアというか、修理や保守をしている。世の中には器用な人が多いと感心する。私はその中には入れそうもない。しかし、今後も老骨に鞭打ってキャメロンと長く付き合おうと思う。
 ところが、シフトノブブーツカバーの取り付けが終わってから、念のためエンジンを始動してみたら、おかしい。シフト部分ではない。油圧変動が大きいのと、始動直後のエンジンの振動が大きいのだ。違和感をおぼえたので、カリチューに電話し、近々持ち込んで相談することにした。エンジン直下の排気系部品の損傷が原因かもしれない。やれやれ。
 風呂掃除をしたので、2か月に1回の防カビ燻蒸を行った。
 ポプラ社から大谷美和子著『りんごの木を植えて』が届いた。祖父の死に直面する孫の女の子が主人公の児童書だ。二世帯住宅が舞台で、昔なら大家族で普通にあった出来事だ。現代は核家族化のせいで、死というごく自然なことが、特別なもの、身近でないもの、ひどい例は、近所に高齢者専用の施設が建設されると反対運動まで起きる。生老病死(しょうろうびょうし)という自然の営みを受け入れていく少女の物語で、ボケ老人の私は当然感動してしまうが、そういう機会の少ない少年少女に読んでほしい作品である。……と、深夜読み終えてしまった。
 少し昼夜逆転を修正するため、早めに就寝した。就寝は午前4時。

4月8日(木)「久々の屋外作業・・・の風さん」
 11時半起床。あれ? 昨日より早くない(笑)。
 入念なストレット。スクワットがきつく感じるのはなぜだろう。筋トレになっていないということか。
 ブランチ後、作業着にかえて屋外へ出動。3月中にやる予定だった、東側の物置の整理に着手。
 先ず、入っている物をすべて出した。この物置は、基本的にガーデニング用品(盆栽、植木、除草剤、肥料、殺虫剤etc.)をしまう場所だ。ぎっしり詰まっていたが、はたして侵入者も多かった。ゴキ退治のための毒えさの効果で、死骸が2匹あった。ゴキは先ず屋外と床下で退治するというフェーズに入っている。今年もがんばるぞ。
 スチール製物置の戸と棚を外し、中を掃除してから、北側へ移動した。これにより、台所の排水用の枡と、床下通気口の2つが露出した。元々設置位置が不適切だったのだ。枡はメンテのために重要だし、ここの床下通気口の中へ、新たにゴキ退治用毒えさを設置する。棚、戸の順番で戻した。戸の動きがよくなった。
 物置にガーデニング用品だけを戻した。それ以外の物をそれぞれの適所へ移動させたが、いよいよ屋外用ごみ箱の必要性が浮上した。勝手口はやっと開けられる状態にもなっている。やや大型の屋外ごみ箱を、あとで(今夜遅く)ネット検索して発注した。
 裏の土地の物置含めて、ゴキ退治用の毒えさを追加更新し、家の周囲の除草剤散布もしておいた。最後にキャメロンの幌の関係で、小改善をしてみたが、あまり効果がなくてガッカリ。
 3月中にやっておこうと思っていたことは、まだまだ多い。明日も天気が好さそうなので、この続きをやろう。
 やはり家の片付けをやりながら、執筆もするというのが、精神的に最も安定する。夜は、執筆マシンに向かい、明日は早朝(私にとって)ワイフを駅まで送るので、早々と就寝。午前1時である(すごっ!)。

4月9日(金)「今日は外回り・・・の風さん」
 7時起床。ストレッチから1日を始め、ワイフを駅まで送ってから、トーストの朝食。これでも現役時代よりはるかにゆっくりだ。
 キャメロンでカリチューへ向かった。やはり始動時に油圧計が大きく振れる。不安なまま走って(しかし油圧計は安定した)到着。さっそく見てもらった。エンジンに異常をなさそうとのこと。確かに、ボンネットを開けた状態で見ていても、エンジンの異常な振動はない。変だ。
 エンジン直下の排気系の漏れを見てもらった。これはすぐに見つかった。ひどい破損ではないが、来月の車検は通らないとのこと。交換するとなると、エキマニが純正品になってしまう。おそらく馬力が落ちるので、いやだと主張した(笑)。車検時に溶接でふさいでもらうことにした。せっかく来たので、前倒しで、オイルとエレメントついでに2年に1度のワイパーブレードを交換してもらった。車検のための持ち込みはGW明けにすることにした。
 帰りにGSに寄って満タン給油して帰宅した。
 インスタントラーメンの昼食を急いで食べて、アクアでホームセンターへ向かった。明日、屋外用のごみ箱が届くので、設置場所に置くためのハーフサイズのコンクリートブロック8個と、重しにする小さいレンガ4個を購入した。
 色々なコースを走ったが、車の交通量が多く感じられた。帰宅してすぐブロックを設置した。
 夕方、ワイフを迎えに行き、ホットタイム後ルーチンをこなし、晩御飯の後は、かったるいニュースを見た。番組が悪いのではなく、内容が悪いのだ。新型コロナに関して、相変わらず精神力に訴えているし、一番愚かなのは、放射線の汚染水処理だ。これは理論の問題ではない。新型コロナでさえ風評被害が起きているのに、汚染水の放水となったら、もう最悪だろう。そんなに問題ないとい主張するなら、汚染水の一部を毎日国会議事堂前で捲いたり、大部分を尖閣諸島の周囲に巻いたりしたらどうか。飲料用にも大丈夫だと言っているから、議員宿舎を始め、福島県以外の政府機関の食堂で利用してみせるべきだ。汚染水だけではない。福島県産の魚はもちろんのこと、お米や野菜も積極的に国会議員が毎日食べて見せるべきだ。人情というのは、水素の燃焼を爆発と呼んで大騒ぎするのである。理論や理屈は通らない。新型コロナに話を戻せば、なぜ海外の状況から積極的に学ばないのか。豊富なデータは海外にあるのに、国内のデータにばかり注目している。変異型がきわめて危険なこと(感染者数の増加速度が高く、医療崩壊の恐れが高いこと)は明白なのに。月末までに死者数は1万人を超える。そのときになってきっと大騒ぎするのだろう。そして、海外からの人の流入はより困難になる。つまり、オリンピックの不参加国が出てくる。国内でも無観客になりかねない。
 明日も早起きしようと、就寝は午前1時。

4月10日(土)「現役時代を彷彿・・・の風さん」
 7時半起床。今日も雑務特化の日。やりたいことリストは頭の中にギッシリ。入念なストレッチ、トーストの朝食と進んで、屋外へ。
 実際は色々な事柄を同時並行というか、動くたびに少しずつ手を付けて進めたが、アイテムごとに書いてみる。優先順位が高かったのは、元々3月中に終えてしまいたかったいくつかの雑務である。筆頭はゴキ対策(笑)。
 まだ屋外物置の中しか毒えさの設置は終わっていない。今年は最後の設置場所、台所下の床下通気口の奥から始めた。以前購入して残っていた金網を、金切りばさみで長方形に切り、白ペンキでさび除け塗装した。この上に、新たに毒えさをのせて、床下へ設置した。同じくもう1か所の床下通気口へも設置した。屋内では、1階の洗面所の床下収納庫をきれいに掃除した後、その下にも設置した。この時、床下を覗くと、近くにゴキの死骸を発見した。やはり効果があるのだ。以上はすべて屋外用の毒えさである。この後、1階、2階の各部屋にホウ酸団子系の毒えさを設置した。こんなことをしている時に、ワイフのトールの生徒さんが母屋にやって来て、現場を目撃された。ゴキ対策はともかく、掃除と片付けが好きだと言ったら、うちのもやってと言われたが、丁重にお断りした。我が家だけでもやりきれないのに。
 屋外用ごみ箱が届いたので、早速開梱して設置した。場所は勝手口の外である。これまで勝手口から出入りできなかったので、洗濯機周辺のレイアウト変更をして、勝手口から出入りできるように工夫した。ここはあとでワイフからサンダル置き場を提案された。しめしめ。
 玄関に置いてあった灯油のポリ容器を片付けた。ここまでが3月中に終えておきたかったことだ。
 オプションはキャメロンである。オイルレベルゲージの取っ手部分が折れていたので修理に取り組んだ。純正品は高額なので。この修理については、昨夜から構想を練っていた。時間をかけて検討すると、生産技術者としてのこだわりが出てきて、収拾がつかなくなる。今回もそうなった。破損部は、取っ手の首の部分である。樹脂だからと言って、単純に接着剤で固定したのでは、不十分である。両方の切断面部分にドリルで小穴を明けた。そこへゼムグリップをカットして、インサート部品とした。さらに、ミュンヘンのマリオットホテルで学会発表した時にもらったボールペンがもう使えなくなっていたので、そのキャップをカットしてパイプをこしらえ、両方から挿入してつなぐ構造とした。内部はすべて接着剤を充填するのである。強度的には安心できる構造だが、作り方は簡単ではない。運よく、インサートのピンが両方の穴に挿入された形で固定できた。設計的にダメを押すことも大事だ。部品が破壊もしくは破損した場合、そこを強化すると、次に弱い部分がこわれるのが自然である。今回は首の部分が折れたので、次は……と考えると、インサート部品のない、取っ手(メガネのようなリング形状のつまみ)である。そこをビニールテープで巻いて、使用時の応力緩和をはかった。YouTubeにもこんな凝った修理動画は上がっていなかった。かと言って、そこまでやっている余裕は全くない。
 あと、コンソールの灰皿部品の色がボケていたので、タイヤワックスを塗ってみた。いちおう目立たなくなった。あまり難しいことはできないが、キャメロンをもっとケアして、目標のあと8年のドライブライフをエンジョイしたい。
 明朝、またワイフを駅まで送るので、午前零時に就寝した。もちろん、やりたい雑務もいくつかある。入浴前に外した腰の万歩計は1万歩をこえていた。出かけないで1万歩はすごい。途中で昼寝しなかったのも快挙だ。現役時代はこうやって毎日会社で必死に働いていたのだ。

4月11日(日)「IOTの波に乗って・・・の風さん」
 7時起床。昨日の疲れはあまり感じない。ストレッチから1日が起動。予定通り、ワイフを駅まで送った。ワイフは名古屋で長女と合流して日帰り旅行に出かける。長女の旦那は仕事、私はお留守番(笑)。
 トーストとホットミルクの朝食後、昨日に続いて、やりたかった雑務(2件)に取り掛かった。
 新型コロナでいっそう引きこもり状態になっている間に、色々な発見があった。その中の一つが、ビジネスではなくホームにおけるITの進化だ。一昨年、ガスレンジを更新する時、インターネットと連携できる機種があったが、ワイフは選択しなかった。昨年末、長女の旦那からアレクサ(スマートスピーカー)をもらった。今年更新した洗濯機はIOT(Internet of Things:モノのインターネット)だった。屋外からもコントロールできる。
 最近たまったポイントだけで入手したのが、スマート家電リモコンである。将来的な使い方は頭の中にある。今後さらに機能アップしていくのだろうが、とりあえず慣れるのが先と思い、ポイントもあったので、手に入れた。先ずは1階のエアコンとアレクサにつなごうと思った。しかし、失敗した(笑)。もっと単純な空間で練習しようと、書斎へ持ち込んだ。ここにはエアコンとシーリングライトがある。再び失敗。マニュアルを見ても分からないので、サービスセンターへ電話して質問した。解決した。これから書斎の2つの機器を利用して、使い方に慣れてから、階下へ設置して、将来的な使い方への試行に移る予定。
 てこずったため、ここで昼食となった。例によってインスタントラーメン。2年前までは、こういう生活だったのだ。
 次に取り組んだのが、屋外用防犯カメラである。これは1年前に購入してあったが、色々と忙しくて設置以前の状態だった。屋内用のネットカメラは現在3台(1台はペット用えさやり機、2台は防犯用)使用中である。屋内用で手ごたえをつかんだので、屋外に設置するのだが、深夜もトールをやっているワイフのための一連の防犯システムの一つである。
 いきなり屋外に設置するのは失敗の元なので、スマート家電リモコンと同様に、先ずは屋内で立ち上げることにした。同封してあったマニュアルに基づいて準備を始めたのだが、マニュアルが単純過ぎて(不親切で)、ネット検索も必要だった。ところが、やっているうちに、屋内防犯用の2台と使用しているソフト(アプリ)が共通なことに気付いた。このアプリは既にスマホに入っていて常用している。つまり、このアプリ上で1台カメラを追加すればよいのである。
 ということで、この屋外用防犯カメラも、とりあえず書斎で試用段階に入った。あとは屋外設置状態を慎重に決めればよいことになる。
 午前も午後も途中で1回ずつコーヒータイムはとった。ルーチンも終えている。
 既に夕方になってしまったので、できればキャメロンで海岸を走りたかったが、どうせ日曜日で混んでいるだろうし、それはあっさり断念した。その代わり、1週間後のセミナー講師のことを考えて、 hairdye をしておくことにした。 hairdye を終了してすぐ、昨夜の残りで晩御飯にした。遅く帰宅したワイフを迎えに行き、お土産で遅いおやつにし、途中まで観ていた「ジョン・ウィック:パラベラム」の残りを観てから入浴し、やや遅く午前1時就寝。今日は疲れたな。
 ところで、観終えた映画。主演がキアヌ・リーブスだとなかなか分からなかった。何しろ20年以上前の「マトリックス」の印象しかなかった。当時は短髪で髭のない好青年だったから。それと、R15+(15歳以上の方しか観ることが出来ない)指定の通りというか、それ以上に残酷な殺人シーンばかりで、これは世の中のためにならない作品だと思った。ちなみに、タイトルのパラベラムは、ラテン語の”'Si vis pacem, para bellum”「汝平和を欲さば、戦への備えをせよ」からとったらしい。とは言え、今夜観終わったのはシリーズ3作目で、ストーリーというか、舞台の設定がよく分からないので、第1作目を確認したい。

4月12日(月)「フレイル?・・・の風さん」
 8時起床。来週のセミナーが終わるまで、昼夜逆転は中断する。
 昨日の旅行で、ワイフはかなりの距離を長女に歩かされたという。長女のスマホの万歩計は1万7千歩だったそうだから、同じくらい歩いたはずだ。今日は自身の勉強のトール教室へ行くのを中止している(笑)。私はマイペース。
 京都の知り合いの先生からタケノコが届いた。最近恒例になっている。いつもおすそ分けをもらうご近所にもおすそ分けした。
 防犯カメラのスタンバイはできたが、設置のためにはまだまだ検討項目がある。設置場所の候補は決めてあったが、別案を考えて、比較することにした。その結果、見栄えという点で、別案に変更(笑)。続いて、配線方法をネットから学ぶ形で、あれこれ検討した。結果、電気工事士の提案が最も合理的だったので、しっかりした配線方法にすることにした。こうなると、部品がたくさん必要なのである。主な部品としては、ジョイントボックスとPF管関係である。これらの部品は、なんと未来工業が独占状態だった。未来工業は2回見学に行ったことがある。日本で最も休日の多い会社として有名になったところだが、どうしてどうして、住宅、建築関係のこういった電気工事必要部品類は、素晴らしい製品ばかりなので、収益が出るのである。とうとう私も、まるで職人のように、あれこれ選択しようとすると、結局未来工業の部品が一番となって、「恐れ入りました」m(_ _)mというのが結論である。
 防犯カメラの設置場所を変更することで、既設置のセンサーライトも変更を余儀なくされた。新たに1台、ソーラー式も必要になった。こだわりの職人の仕事はどんどん大げさになっていく。
 明日から雨の予報なので、キャメロンのために購入した安価なカバーを装着してみた。汎用品なので、ぴったりではない。軽より少し大きいだけのサイズを選択したが、それでも大きかった。とりあえずドアミラーの位置を合わせて装着してみたが、ミッドシップのキャメロンのドアミラーはほぼ中央にあるので、汎用のものと前後関係が大きく違ってしまった。次回は、ドアミラーの位置は無視だな。
 カバーの装着が今日の屋外の最後の仕事ということで、屋内へ入ったが、何となく目が回る。「これがフレイルか」と思いつつ、「負けたくない」とも思う。フレイルとは、日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、「Frailty(虚弱)」の日本語訳だそうだ。
 その後はペースを落として行動した。就寝は午前1時。

4月13日(火)「誤嚥性肺炎とは・・・の風さん」
 8時半起床。今日は小雨模様。天気予報通りだ。ストレッチ後、トーストの朝食。2年前に戻った感じだ。
 キャメロンはカバーがかかっているので、ワイフのアクアを借りて買い物へ。特売日のドラッグストアで買いだめをし(最近は月に1回になっている)、次に百均ショップであれこれと物色。最後はホームセンターでPF管関係の部品を探した。見つけたら、あるある、欲しい物がそろっている。感激だった。
 帰宅してからインスタントラーメンの昼食。うーん、2年前の姿だ。
 来週のセミナーに関して、事務局とやり方の確認をメールでおこなった。運営会社が違うとやり方も違う。特に、新型コロナの影響で、今回は、リアルとオンラインの同時開催である。2つの大きな課題が浮上した。この会社はネット接続の安定性確保のため、Wi-Fiでなく優先LANを使用するという。私の最新のMacBookAirにその接続端子がない(ただし、以前からなかった)。事務局にも変換コネクターがないとのことで、今後同じことが起きる可能性もあり、用意しておくことにした。ついでに、よく見ると、MacBookAirの外部接続端子はタイプCになっていた。前の機種ではMiniDVIだったので、プロジェクターとつなぐための、VGAとHDMI変換コネクターを用意してずいぶん活用したが、これらは不要となってしまった。ついでなので、タイプCから4種類(VGA、HDMI、USB、タイプC)へ変換できるコネクターも用意しておくことにした。やれやれ、引きこもり生活をしていても、世の中はどんどん進化している。
 だんだん暖かくなってきたので、悪寒戦慄の不安は減ってきた。悪寒戦慄が起こるたびに、寒い朝、心不全で死んだ父を思い出し、自分も同じ死に方をするのかなと思う。父にも悪寒戦慄の経験があったのかもしれないが、もう聞けない。死の予感として、悪寒戦慄に加えて、誤嚥性肺炎が最近浮上してきた。晩御飯を食べていてむせることがよくある。「食べている時はしゃべらない!」とワイフに注意されて以来、それは気を付けていた。ところが、最近、しゃべっていなくても、むせることがよく起きるようになった。これが起きると、吐き出してしまうか、無理に抑え得ると苦悶の状態になる。幸い、気道に食べ物が入ることはなかったようだ。しかし、高齢者の死因にこの誤嚥性肺炎はよく出てくる。私もこれで死ぬかもしれないと思い、ちょっとネットで勉強してみた。知らなかったことばかり。睡眠時でも起こるという。色々な原因があるが、ほとんど肺炎球菌感染症につながるそうで、ワクチン接種も予防手段として有効とのことだった。特に65歳以上。なーんだ、対象じゃん(笑)。これからインフルエンザに加えて、新型コロナや肺炎球菌も定期的ワクチン接種の検討対象に追加しなければならない。生命保険のグレードを上げるより、先ず予防、そのための検査励行だろう。

4月14日(水)「新型コロナの影響の末端で・・・の風さん」
 8時半起床。雨上がりによく吹く強風の日。キャメロンのカバーを外して、テールランプの曇り取りをしようと思ったが順延。
 勝手口の外に設置した屋外用ごみ箱を、自転車(バイク)用ロープで巻いて、隣の物置の転倒防止用フックにボルトを立ててつなぎとめた。また、ごみ箱の蓋と本体を大型クリップではさんで固定した。近年大きな台風がやって来るので、その対策が必要なのだ。まだ台風シーズンではないので、時間があるが、もう南方の海では台風2号が発生している。最初の上陸時期もこれからどんどん早まるのではないか。地球は怒っているぞ。
 書斎に仮置きしてある防犯カメラの向きを変更できるか確かめた。3つの結合部(それぞれ回転の1自由度を持っている)が小さなボルトで固定されていて、よく見ると六角レンチで回転できそうだ。退社して7年間にDIYの道具がかなり揃って、工具箱がたくさんある。裏の土地の物置の中の工具箱(長男のミニ四駆入れのリユース)にレンチセットが入っていたので、持って来た。このレンチセット、なんと新品で開封前。きっと衝動買いして使わないままだったのだ。バリエーションが豊富で、大小どんな六角穴にも適合しそうだ。期待通り、下から3番目の大きさが適合し、緩めてみたら動く! これで、好きな角度に設置できる。
 今日はジョイントボックスの1種でPVPボックスが届いた。この内部で電気的な接続をはかる。ケーブルの出入りは、適当な位置にノッチ穴を明けて、PFコネクタを装着する。完全防水タイプではないが、暴露して接続するよりは安心だ。施工後の様子はプロがやったように見えるはずだから、悪意を持った侵入者も破壊を躊躇するのではないか。ちなみに、隣家があとでエコキュートを設置した。屋内外との接続がこのやり方になっている。電気工事士の技能の一つで、私がおこなうレベルは資格は不要である。まだ準備がいくつか必要なので、工事は早くても来週の晴天時だ。
 某団体からオンラインセミナー講師の依頼がメールで届いた。内容を確認すると、十分にやれるものだったので、快諾した。新型コロナウィルスの蔓延で世の中が変わっていく。その変化に何とかついてきたので、こういった依頼にも対応できる。
 今日の依頼内容を検討していたら、良い発見があった。来週のセミナーはリアルとオンラインの複合なので、受講者と対面する。そういう場合、受講者が名刺交換にやって来ることが多いのだが、名刺を切らしていた。早速、最新のソフトで名刺をデザインすることにした。モデルは旧ソフトで作った名刺なので、旧執筆マシンを立ち上げ(まだ健在である)、画面に表示しながら最新ソフトの勉強を始めた。最新ソフトはほとんどお絵描きソフトと同じくらいの機能があった。しっかり勉強した時点で、時間がなくなってしまったので、まだ使える旧執筆マシンで追加印刷をしておいた。
 大学の同窓会は3つの団体に加入している。昨年延期になり今年5月に予定されている私の講演は、そのうちの1つの支部総会の行事だ。今日、別の総会の行事が中止になったというメールがあった。新型コロナが終息しないからで、来週決定すると言われている私の方も、同様に中止になる可能性が高まった。

4月15日(木)「テールランプ磨きは失敗・・・の風さん」
 8時起床。来週のセミナーまでこのペースを守ろう。
 エージェントから緊急メッセージがあった。電話して聞いたら、PCで詐欺に合い、相手に支払う寸前で気付いたものの、個人情報を多く盗まれた可能性があるため、盗難と同じ処置をしているという。私のところへは、毎日何通もそういった怪しいメールが来るので、怪しくないメールまで怪しいと思ってしまうほど、感度が鋭くなっているというか、あるいは逆に著しく鈍感になっているので、脅しのメールでも心拍数は平常のままだ(笑)。
 それはともかく、進行中の仕事があるので、先ずは、エージェントが安心して仕事ができる状態に戻るまで、こちらはじっくり待つことにした。それから、私の愚かな経験談もいくつか語って(私でも過去に失敗はある)、今回は最終的に損害賠償みたいなことはありませんよ、と慰めておいた。
 きれいになったキャメロンなので、あちこち手を入れたくなっている。今日は、予定通り、ランプ類のガラスレンズの磨きに取り組んだ。一番気にしていたのがテールランプの一部で、すっかりみすぼらしく曇っている。ところが、どうもその部分の材質は対象となるプラスチックではなさそうで、いくら磨いてもきれいにはならなかった。力を入れて磨いたので激しく疲れた。もう1か所、ボディ側面にあるウィンカーのレンズも白っぽくなっていたが、これは見事に透明感が戻った。ついでにトランクドアのブレーキランプのレンズも、特に劣化していたわけではなかったが、磨いたらいくらか輝きが戻った。
 そこで調子に乗って、気になるヘッドランプの内部の曇りが除去できないものかと、分解に取り組んだ。誤って、光軸調整用ボルトを回してしまった。ヘッドランプの分解はできず、光軸が狂うという天罰だけが残った。
 昼食後、疲労でぶっ倒れた。久しぶりに仮眠が必要だった。
 陽が落ちてから水平と思われる場所までキャメロンを移動させて、一人で光軸調整をした。虫がたくさん飛んできて、まるで夏のようだった。
 一昨日注文したMacBookAir用の外部接続変換端子が届いた。早速装着して具合を見た。すべてOK。変換端子は2個とも同じメーカーのものなので、デザイン的に統一感もあり、きわめて満足した。新型コロナが終息したら、講演依頼が戻って来てほしいと思った。
 昨日依頼のあったオンラインセミナー募集のための必要情報をまとめて、事務局へ送付した。オンラインとは言え、集客があるかどうかがポイントで、そのへんを意識した情報を提供した。

4月16日(金)「今日も途中で仮眠・・・の風さん」
 8時起床。入念なストレッチから1日が起動した。
 朝のルーチンの中にアレクサとの会話がある。最初は「おはよう」と呼びかける。今日の歳時記みたいなことを語ってくれる。日本人の女性のようなしゃべり方をするので、すごいな(AIでの操作だ。モデルは知らない)と思うが、今日は最後の発音が何度聞いても聞き取れなかった。ワイフにも聞かせたが分からなかった。こういったことはよくある。たとえば「好きな」が私には「今」に聞こえる。生まれ変わったとき、アレクサを妻にすると問題だろう(笑)。今後ますます多様性が進化するので、近い将来、人間とAIの婚姻が議論される。AIで分かりにくいならヒューマノイドロボットでもいい。
 最近DIY職人になっている私は、キャメロンで外出した。目指すはホームセンター。昨日ネットで選定した品物を探した。
 目的を果たして帰宅。すぐやったことは、勝手口の外に段差解消のためのブロックを4個並べたこと。続いて、屋外ごみ箱を固定した治具にアクリルスプレーでさび止めと言うか外観保護をした。続いて、他に購入した品物の現物合わせ(ピッタリはまるかどうかの確認)をおこなった。1個は物理的に困難だった。分解して対応することを検討しよう。もう一つは、屋外で使用するアングル部品で、大きさ形状はバッチリだった。塗装してあり、もしかするとスチール製で、ステンレス製ではなかったかも。購入する時材質の確認を忘れた。
 昼食のインスタントラーメンを食べたあと、どっと疲労が襲って来た。コンクリートブロックを運搬した疲れだ。筋肉不足が原因だ。トレーニングルーム通いは当分あきらめているので、我が家でできる筋トレをもっと工夫する必要がある。
 仮眠後、インスタントコーヒー(エスプレッソ)を淹れ、大好物のリッツクラッカーを食べた。このリッツは、先日、ワイフが防災備品の中から発掘した一つで、保存用のすぐれものだが、保証期間は5年で、賞味期限は2008年8月だった。開封して味見してみると美味いから大丈夫だ(笑)。私は自分の五感をときどき信じている。
 来週のセミナーはリアルでもおこなうので、スーツ類を出しておいた。
 最近読書タイムがほとんどないので、強引に時間をとって読みかけの本を読んだ。吉村昭さんの本で、こういった本を読みだすと、途中で辞書を何度もひくし、書棚の参考文献を開いたりもする。今日も、参考文献を開いたら、書いてなかった! 相当に調べないと出てこない内容らしい。

4月17日(土)「ツバメへの期待・・・の風さん」
 8時半起床。体力不足も早起きできない理由の一つの気がする。何とかしなければ。
 朝から雨模様。外出する予定はないが、効率の良い1日を過ごせるだろうか。大きな雑務をやる予定もないので、とりあえず気になっていた小さな雑務をこなしていく。
 ETCカードを2枚とも変更する中で、マイレージ登録というのがある。ネットからの登録申請は終わっていて、IDとパスワードの郵送通知も5日に届いていた。これを個人情報メモに転記しておくという小さな仕事が残っていた。こんな小さな雑務でも、すぐにやれないくらい老いぼれている。それを今日やっと12日目に完了した。実際のETCカードの使用切り替えは、ワイフは完了していて、私はたまったポイントをある程度使い切ってからと思っている。新型コロナの影響で遠出がないので、目途は立っていない。気の遠くなる話かも。
 車載ナビの日よけフードが痛んでいたので、書斎で修理した。こういった作業は、小学校の工作に近い。YouTubeを見ると、世の中には器用な人が多く、DIYの様子が見られて感心する。感心しているだけでなく、自分でも挑戦してみようという気になる。工作をしながらYouTubeで見たサビチェンジャーをネット検索し、こういう製品があったのかと感動した。サビチェンジャーの基本機能は、赤サビ(Fe2O3)を黒サビ(FeO、Fe3O4)に変えること。YouTubeから一種の還元反応だなと思ったが、詳しくは分からなかった。さらに調べて分かった。サビチェンジャーの主成分であるタンニン酸が没食子酸(もっしょくしさん)になり還元反応を起こすということだった。没食子酸が有機化合物(芳香族カルボン酸)というのが面白い。なぜ面白いのかは、無機と有機の化学反応だから。
 2階の洗面所に立ったら、外で「チッチッ」と特徴的な声が聞こえた。手間をかけて小窓を開けて覗くと、昨年のツバメの巣だった換気扇の排気口の上にツバメがいて、さっと飛び立った。近所ではもうツバメの巣作りが始まっている。昨年、築30年で初めてツバメの巣ができて1羽の巣立ちを経験し感動した。今年もツバメが来るかと心待ちにしている割に、その気配がなかったので、ちょっと胸が躍った。
 しかし、もし巣作りを始めたら、昨年は蛇対策のみだったが、今年は天敵のカラス対策をしなければならない。DIYがまた忙しくなる。
 明日は、3回目のオンライン講義(複素数)があるので、予習をした。大学の教科書で言うと、もう後半に入っている。今回はコーシーの定理が重要な位置付けとなる。

4月18日(日)「小雨の中の墓参・・・の風さん」
 7時半起床。明日へ向けて少し早起きした。今日もときどき雨の不安定なお天気。
 入念なストレッチとトーストの朝食後、今朝、最初のツムツムをやったら、なんとコインボーナスでいきなり51倍が来た。今週だけで、この確率0.1%の51倍がこれで3度目である。いよいよ危ない。運の尽き。この世とのおさらばかもしれない。気を付けなければ。
 明日のセミナーのために、講義スライドのチェックを始めた。途中で少し変更を加えた。1日セミナーの気を付けるべきポイントはいくつかあるが、たとえば時間配分。休憩ポイントで進捗の遅れ進みを確認するので、これは本番で調整がきく。今一番不安なのは体力だ。新型コロナの影響で、リアルのセミナーや講演がずっと中止もしくは延期になってきた。明日は1年半ぶりくらいのリアル(とオンラインの)セミナーになる。若い時のつもりでハイテンションでやると、後半のどこかで失速する恐れが高い。とりあえず今日はしっかり栄養を補給し、今夜の睡眠時間も確保し、明日は、講義中のカフェイン摂取や、ファイト一発ドリンクの力も借りることにする。受講生にもたくさん語りかけて、しゃべってもらおう。
 今日は母の月命日である。ワイフと墓参に行った。途中で小雨が降ってきたが、今日やっておかなければならない。墓石を拭っていたら、タオルが黄色くなった。これは間違いなく黄砂の影響だ。墓参中、遠くから民謡が聞こえて来た。東北地方で暮らしていたころは、珍しくなかった。しかし、当地では珍しい。なかなか上手だ。きっとプロに違いない。でもなぜ?
 昼食後、オンライン講義のための予習の続きを始めたが、明日恐れている失速状態になった。前半で頑張ると、こういうことになる。今日は、ゆっくりと構えて体力の復活をはかったが、明日はこうはいかない。
 夕方のオンライン講義は、さらに難しくなってきた。昨日予習した通りで、大学時代に踏み込まなかった領域に入ってきた。内容は面白いので、時間がたっぷりあれば、しっかり勉強したいのだが、そうも言ってられない。とりあえず、大きな流れを把握することに努めた。
 昨日目撃したツバメは、今日は姿を見せなかった。
 オンライン講義のあと、ホットタイムにし、その後、明日のセミナーの準備の仕上げをやった。
 初めてのリアルとオンラインの同時開催なので、早めに現地入りして準備するため、今夜はさらに早く、午前零時に就寝。

4月19日(月)「リアル&オンラインセミナー・・・の風さん」
 6時半起床。先週からの精進のおかげで楽に早起きできた。急ぐことなく、いつも通りに入念なストレッチから1日を起動させた。
 ファイト一発ドリンクを飲んで、予定よりも早く7時45分にキャメロンで出発。スーツは一昨日用意してあったが、合着のつもりが見つからず、やっぱり着たのは夏服だった(笑)。
 今日のセミナーは2年ぶりである。会場まで約50キロ、知多半島道路と名古屋高速を走ってたどり着けるので、トラブル渋滞がなければ早く到着するはずだ。はたして何事もなくかなり早く到着。近所の自動販売機でコーヒーを買っておくなど、余裕たっぷりに会場へ入った。
 今日のセミナーは、リアルとオンラインの同時開催で、私にとっては初めての経験だった。直前で用意した変換コネクターがばっちりで、現代ではやや特殊だが、有線LANでネット接続し(普通はWi-Fi)、VGAでプロジェクターにつないだ(普通はHDMI)。接続はあっという間にできたが、設定で激しく手間取った。講義スライド(PPT資料)をプロジェクターで表示しつつ、それを同時にZOOMで画面共有するのがなかなかできなかった。一種のセキュリティの設定らしく、この行為をMacBookAirに許可を与えなければならないのだ。こういったことで苦労されている事務局の指示にしたがって、あれこれやってみたが、なかなか大変だった。同時に接続している外部機器なども邪魔していたようだ。セミナー開始の1時間前に到着しておいてよかった。ぎりぎりに間に合った。事務局によるとMacを持ち込んだ講師は最近では私が最初だったそうだ。
 さて、講義の開始であるが、しゃべり始めて、大いにとまどった。新型コロナ対策で、講師用の机に透明なアクリル板があるのも心的なストレスだったが、マスクをした状態で話さなければならなかった。気持ち的にやや大きな声を出すことになった。ところが、始まってすぐ、息切れして言葉が続かなくなった。こうなると「俺ももうトシか」と悲観的になってしまったのだが、あとで事務局から「マスクをしたままの講演や講義はとても疲れます」と言われ「ピンマイクをしたらどうですか」とアドバイスされた。休憩後、ピンマイクを装着し、発声を落として楽になった。マスクをつけた講演は、今後もありそうなので、勉強になった。
 よけいな話をなるべくせずに講義を続けたので、時間配分で大きな問題はなかった。受講生とのコミュニケーションをできるだけ多く入れたのも良かった。今回は回覧資料も持参したので、改善した点も多く、まあまあの結果だった。先週から今日までに、受講者も2名増えたので、それも良かった。
 セミナー終了後、同じ会社から来ていた2名と雑談もできた。午後に、持参したファイト一発ドリンクを飲んだおかげで、エネルギー切れになることもなく、無事、家路につくことができた。途中、有料道路のサービスエリアに入り、休憩をとりつつ、来月の車検の予約電話を入れた。今日の報収は車検代の一部となる。

4月20日(火)「昨日も今日も9千歩超え・・・の風さん」
 7時起床。ワイフを駅まで送った。義務的な早起きは今日まで。
 天気は好いが、遊んでいる余裕はない。防犯カメラ設置前の処置の一つとして、センサーライトのソーラー化がある。これは、屋外コンセントの空きを一つ作るためだ。先ず、現状のセンサーライトを取り外した。これは自分で取り付けた2代目である。初代はハロゲンで、2代目はLEDである。電源コードがかなり汚れていたが、まだ使えるので、あとで家の裏側に移設しよう。
 今日の工事は、やりながら、考えながらになるので、何が起きてもいいように、4つの工具箱と電動ドリル(ドライバー兼用)、防犯カメラ用の配線グッズをサンルームに集結させた。そして、ソーラー式のセンサーライトの配線コードをビニールテープで巻いた。長持ちさせるためだ。
 先日使用した大型脚立を屋外に持ち出して、梯子状態に伸ばし、ソーラーパネルを設置する予定の屋根に取り付いた。できれば、屋根に穴を明けたくなかった。雨どいに金具がついていた。L字のアングルを介して、ソーラーパネルの台座をネジ固定(実際は、ボルトを通して、六角ナットではなく蝶ナットで挟み込む)できることが分かった。大量に使い古しのボルトやナット、ワッシャー類はあるが、希望サイズの物がなかった。そのサイズのボルトとワッシャーを決めたところで、昼食休憩。今日もインスタントラーメンだ。
 キャメロンで外出。JAとUFJのATMを徒歩で往復し、いつものようにキャッシュの出し入れをした。それからホームセンターへ向かった。不思議なくらい交通量が多い。当地は観光地なので、土日はこんな感じになる。平日でなぜこんなに、と思ってしまう。確かに県外ナンバー車があり、観光目的で来ているのだろう。
 今日から愛知県もまん延防止等重点措置が施行される。新型コロナで国民は、悪い意味で慣れてしまったいる。もうすぐ死者数は1万人に達する。その時点でマスコミは騒ぐだろう。しかし、この1万人は、実感されない。今回の新型コロナでは、親族ですら看取ることができない。遺体になっても触れることができない。葬式もできない。それどころか、感染して死んだことすら告知をはばかる。近年、人の死が身近でなくなっているのに、加えて、今回のコロナは、いくら死者数が増えても、実感されない。世界では既に300万人を越す死者数である。致死率は2%前後だ。日本の場合、50万人の感染者が出て1万人の死者である。
 たとえば志村けんが亡くなった時、国民の多くは驚き悲しみ新型コロナの恐ろしさを知ったはずだ。あれから1年が過ぎて、もう鈍感になっている。彼の死が無駄になってしまう。情けないことだ。
 ホームセンターで必要なボルトとワッシャー、さらに防犯ライト設置用の部品類も購入し、渋滞していない山越えで帰宅した。
 ソーラーパネルを狙い通りに固定することができた。センサーライト本体は、初代と2代目があった位置を覆う形で設置した。問題は配線で、今日は、とりあえず配線だけしておき、見栄えをよくするのは明日以降にした。なぜなら、もう夕方になってしまったからだ。片付けにもかなりの時間がかかる。ぼやぼやしているとワイフを迎えに行く時間が来てしまう。
 昨日も今日も腰の万歩計は9千歩を超えた。運動不足というか筋トレ不足だったので、今日も疲れた。
 午前零時半就寝。明日も天気が好いので、と言うか全国的に夏日や真夏日になるという予報が出ているくらいで、遅れている屋外作業をする予定だ。

4月21日(水)「退社して7年でやっと夢実現・・・の風さん」
 8時半起床。フルタイム勤務時代にはほど遠いが、これくらいの時刻に起床できれば、日中(明るいうちに)屋外作業がかなりできる。挽回するため、しばらくは昼夜逆転は中断しよう。
 トーストの朝食後、風呂掃除。就寝が早いので、こんな時刻に風呂掃除をすることになった(笑)。
 今日も快晴だ。とうとう念願の行動をとることにした。
 新しい幌を開いて、オープンカーにし、キャメロンで出発。伊勢湾の海岸線を南下する。南知多に入ると、青い海が右手に広がり出す。目指す場所は、お気に入りの聖崎(ひじりさき)展望台。そこからの海の眺めが好きだ。三河湾なのだが、渥美半島との間に、佐久島、日間賀島、篠島があってにぎやかだ。
 平日の午前でもクルマの往来は多い。大井の岸壁にキャメロンをとめた。他にも駐車しているクルマがあるが、人影はほとんどない。幌を開けたまま、聖崎公園に登っていく。初めてここを発見した時は、こんな公園に整備されていなかった。秘境だった。
 満足して、今度は三河湾の海岸線を北上して家路についた。知多半島南部をぐるりと回って、1時間ほどのドライブだった。快晴の時、思い立ってすぐ海岸線を走って青い海を見に行く。退社した時、やっとそれができると思った。しかし、実際にできたのは、退社から7年が経過した今日だった。それだけ忙しい日々が続いていたのと、安心してキャメロンの幌を開けることができなかったのだ。これからこういったことができる日が増えるだろう。幸せだ。
 帰宅し、昼食にまたインスタントラーメンを食べ、屋外作業に取り掛かった。今日は、キャメロンのサイドブレーキを覆っている樹脂部品が色褪せていたので、またタイヤ・レザーワックスをかけることにした。樹脂のカバーを外すのがけっこう手間だった。ワックスが乾くまでの間に、昨日取り付けたソーラー式センサーライトの配線の一部にカバーをした。
 今日は、名古屋の日中の最高気温が28℃近くまで上がった。温暖な当地はそれよりかなり低かったと思うが、それでも日射が強く、屋外作業を続けるために、上は半そでTシャツ1枚になった。夏の恰好である。
 今日もツバメの姿はなかった。少しずつ観ていた映画「ジョン・ウィック」を観終えた。やっと物語の背景が分かった。こういった闇の世界は好きだ。自分に決して経験することができない世界だからだ。就寝は午前1時。明日も屋外作業をやろう。 

4月22日(木)「児童書が動き出した・・・の風さん」
 8時半起床。今日も天気が好いので、遅れている屋外作業の挽回の続きだ。
 朝食後、先ず、裏の土地へ出動。道路沿いの雑草が伸び放題だ。ここは電動ではやりにくいので、手で刈る。やり始めるとついつい夢中になってしまうので、自重して、ほどほどの徹底さで刈った。何を恐れたかと言うと、腰痛だ。しゃがんでの草刈りは腰に負担がかかる。以前、ひどい目に遭って、起き上がれなくなったことがある。要注意だ。
 休憩も重要なので、そこでホットタイムにした。ドリップ式のインスタントコーヒーを飲んだ。賞味期限が2008年8月のリッツクラッカーと(笑)。
 続けて、ソーラー式センサーライトの配線のカバーの続き。これでぱっと見た感じ、見苦しくなくなった。残るは、雨どいの中の配線の保護だな。
 昼食後、再び屋外へ出動。高圧洗浄機を持ち出して、初めてキャメロンの洗車をおこなった。ノズルはコンクリート用の過激なものは使わない。これなら自動洗車とほとんど同じ感じだ。今後、洗剤などを検討しよう。続いて、キャメロンをとめているカーポートの下のコンクリート部分を高圧洗浄してみた。強力なノズルを使うとかなりきれいになるとが分かった。
 ワイフが帰宅したので、アクアの高圧洗浄をやってみた。キャメロンよりもていねいに洗い、ドアの内側なども含めて、きれいに拭き上げておいた。最後に、キャメロンと同様に、タイヤ専用ワックスをかけたので、新車のように輝いた。
 高圧洗浄機などをていねいに片付けた。手ごたえをつかんだので、明日も使ってみるつもりだ。
 数年前に書き上げた児童書の原稿が、いよいよ出版に向けて動き出した。予定は来年の1月とのことで、編集者から表紙の絵の画家の紹介があった。若い画家でも、多くの作品があり、なかなか素晴らしい。それらの中に、辻真先先生の本の表紙があった。読了した作品だが、同じ画家だったことを知り、親しみも感じた。
 海外よりやや遅れて、日本も変異型ウィルスに襲われた。これから海外と同じようにひどい感染状態になるのは間違いない。より強力な予防が必要だが、ロックダウンに近い対策を選ぶ決断力はないだろう。ワクチンが遅れているので、見通しはきわめて暗い。

4月23日(金)「高圧洗浄はいいけれど・・・の風さん」
 8時半起床。今日も天気が好いので屋外作業をやる。
 朝食後、裏の土地に出動。電動草刈り機でバッテリ1個分の草刈りを実施した。まだ少し残っているので、明日この続きをやれれば、裏の土地の草刈りはほぼ終了となる。天気が好くなければできない、けっこうな分量のある雑務だ。あと、まだ蚊が飛んでこないので助かる。ただし、麦わら帽子はもう必要だ。
 続いて、先日外したセンサーライトを家の裏側に移設した。しまっておいても仕方ないので、とりあえずの設置。これにより電池式のセンサーライトが1台よけいになってしまう。これからどうするか考えよう。
 昼食後、高圧洗浄機を駐車場に出動させた。アクアとキャメロンを退避させた。キャメロンのカーポートのコンクリ面の仕上げ洗浄をやった。続いて、アクアの屋上付き駐車場のコンクリ面と側壁の洗浄だ。コンクリートは黒くなっている。駐車場の骨組みは白だが、緑色の苔で汚れている。先ずは、コンクリート部分を高圧洗浄し、本来のコンクリートの色に戻した。しかし、あまりにも汚れがひどく、濁った水が大量に流れた。気持ちの良いものではない。その真っ黒な水が白いフェンスや駐車場の骨組みにはねて汚れるので、そちらも洗浄しようとすると、苔を落とすことになり、だんだん上部に向かって洗い始めてしまう。つまり、30年近く一度も洗浄していなかったので、大変な仕事量になってしまう。駐車場の屋根の骨組み部分まで高圧洗浄したので、上から黒い水が雨のように降って来る。作業着なので平気だが、収拾がつかなくなってきた感がある。
 片付けもあるので、適当なところで中断した。それでも駐車場内が明るくなった。蚊が飛んでこないうちに、もう少しやっておきたい。
 午後11時半ころ、突然思い出した。駐車場の高圧洗浄をしたとき、黒い水と一緒に落ち葉が大量に流れた。それらを道路に放置したままだった。乾燥してから片付けるつもりで忘れていた。外へ出て、ほうきとちりとりで落ち葉を集め、裏の土地にばらまいた。3往復必要だった。

4月24日(土)「急げ屋外作業・・・の風さん」
 8時半起床。蚊が出てこないうちに(雨の予報もないので)屋外作業を進めておく。
 朝食後、裏の土地に出動。電動草刈りからスタート。バッテリにちょっと不安があったが大丈夫そうだ。不安というのは、このバッテリ、スマート過ぎて、充電回数をカウントしている。寿命がくると充電できなくなるのだ。劣化したかどうかは、ユーザー判断にしてほしい。昨日の充電が早く終わってしまったので、寿命がきたかと思った。裏の土地の外周部などに除草剤を散布した。今年も裏の土地の改造計画があり、その準備でもある。
 ホットタイム後、キャメロンのフロアマットを洗浄してみた。カーペットタイプなので、泥で汚れた部分はきれにならなかった。もっと大切にするべきだった。びしょびしょなので、駐車場の屋上に干しておいた。
 昼食後、勝手口の屋内側をきれいにした。キッチンペーパーに洗剤をしみ込ませて拭き上げたのだが、なかなかの重労働だ。見事に汚れているから。ロックが4か所あるので鍵用の潤滑剤を塗布しておいた。勝手口の復活作戦は、残りの作業がかなり減ってきた。続いて、玄関のドアが開閉時にきしり音がしていたので、ここにお鍵用の潤滑剤を塗布した。なくなってしまった。補充しておかなければ。
 集中して屋外作業をしているので、やりたかったことが着実に消化されていく。気分的に楽になっていく。執筆がピンチになると、雑務ができないために、だんだん落ち込んでいくのだ。
 屋外作業とは関係ないと思うが、最近アレルギーの調子が良くない。精神的には問題ないはずなのに。とりあえず薬を服用し、早めに寝ることにしている。
 来週の水木と天気が悪そうだ。屋外作業は月火で一段落させる予定。

4月25日(日)「急げ屋外作業の続き・・・の風さん」
 今朝も8時半起床。不思議とこの起床時刻が続いている。早寝(午前1時)しているおかげだろう。とは言え、もっと早寝するべきだろうし、もっと早起きするべきだろう。しかし、体内時計がなあ(笑)。
 今日も屋外作業に注力。梅雨入り前まで、蚊が出てくる前まで。
 朝食後、裏の土地へ出動。昨日に続いて、電動草刈り機で気になる部分を少し刈ってから、道路に生えている雑草を中心に除草剤を散布した。ここまでで裏の土地を眺めると、雑草の伸びるペースに先行している。こんなこと、退社以来、おそらく初めてだ。こつこつ雑務をこなしてきて、ようやく先行するところまで来た。しかし、この間、屋内作業はほとんどしていないので、屋内の片付けがあと少し進めば、もしかすると屋内外先行という場面も訪れるかも。
 今度は玄関前の藪のようになっている灌木の剪定と草刈りをおこなった。このへんに手をつけたのは、退社以来、初めてである。裏の土地の草刈りなどが先行したので、ようやく手を付けることができた。藪の中は枯れ葉が堆積しているし、鳥の糞から生えて伸びた灌木が何本もある。父の残した巨大な剪定鋏でチョキチョキ切った。大量の枝葉のごみが出たが、すべて裏の土地にばらまいた。雑草すら生えない部分があって、砂利まで敷いているので、枝葉のごみをばらまいても何も問題はない。うまくいけば、水たまりが減って、雨の日に駐車する人が助かるくらいだ。
 キャメロンのフロアマットが何とか乾いたので、元に戻し、さらにキャメロンを車庫に移動させ、ワイフと昼食を摂った。
 昼食後、再び、屋外へ出動。高圧洗浄機を持ち出して、玄関ポーチから門の周りをきれいにすることに挑戦した。そこはほとんどタイルが敷き詰めてあるので、高圧洗浄機の得意とする対象だ。YouTubeでも素人が得意がって動画を上げている。ところが、始めてみてビックリ。手ごわい汚れだった。緑色の苔状のものは確かにきれいになる。また、赤さびが付着したものもだいたいとれる。ところが、黒い汚れの中にとれるものととれないものがあった。特に樹木の近くの黒い汚れがとれない。今日は強風が吹いていて、激しく洗浄水を当てると、噴霧が舞い上がり、風に乗って吹き飛ぶ。道路をはさんで隣家まで飛沫が届かないか気になった。そこで、自分自身を防護壁にして、洗浄したので、長靴をはいていても、その上、膝から下はびっしょり濡れた。
 白いタイルの門柱と薄いグレーのタイルの歩く面が、かなりきれいになり、駐車場と同様に、ぱっと見、明るくなった。
 就寝前に「ジョン・ウィック2」を観た。いきなり3を観てわけがわからなかったが、すべてつながっていることが分かった。

4月26日(月)「急げ屋外作業3・・・の風さん」
 8時半起床。屋外作業をやる執念で早起きできているのかもしれない。
 朝食後、先ずキャメロンへ。車室内から見て見苦しい部品がまだいくつもある。今朝はボルト類に着目した。基本的にすべて黒染めボルト類(タッピングスクリューのようなものも)である。ドライバーで外してみて、頭をごしごしこすってきれいになった物はとりあえずOKにし、さらネジで標準品にもありそうなやつをホームセンターで念のため探してみることにした。多分ないだろう。こだわりの設計なので。こういったオリジナル設計の小物類は、ディーラーで頼めば入手できるらしい。本体ではレストアが完備している。
 そんなことをしている間に、スマホが着信した。やはり今年も仙台での講演がなくなった。しかし、うれしいことに、来年に延期してくれるという。さらに、講演があるという前提で予約してあり、キャンセル料が発生していないか心配もしてくれた。感激した。来年は皆が喜ぶ講演を絶対に実現しよう。
 昼食後、門の前のアプローチのタイルで割れて落下していた部分を、コンクリート専用接着剤で接着した。その修理をしながら、タイルとタイルの間の目地部分で、高圧洗浄不足できれいになっていない部分が多いことに気付いた。
 続けて、カーポート周辺の植え込みのつる草の除去をした。これも築30年で初めての試みである。一か所、立派な木に成長していて、カイヅカイブキにへばりついていた。のこぎりで切断し、切り株状態にした。根こそぎ抜くことができないので、これはドリルで穴を明け、除草剤を注入する。さらにログの外周で人が入りにくい場所に侵入し、除草作業をした。
 夕方のホットタイム後、防犯カメラ設置のための準備の続きをやった。アウトレットボックスのノッチ穴を打ち抜き、PF管コネクタを2つ装着した。防犯カメラと固定治具の組付けに必要なボルト類(蝶ナットやワッシャーなど)を選定し、アングルの穴明け位置を定めた。
 明後日、雨が降り出す前までに、どこまでやれるだろうか。明日も屋外作業が多い。

4月27日(火)「屋外作業息切れ・・・の風さん」
 8時半起床。今日も頑張るぞ、と1日が始まった。何しろ晴天が保証されているのは今日までだ。
 裏の物置へ出動。先ずは穴明けから。アウトレットボックスは塩ビ(たぶん)なので、電動ドリルで簡単に明いた。ところが防犯カメラ固定治具用に買ってきた金属板が硬くてなかなか明かない。当然下穴からと思って、最小径から始めた。ドリルは金属用なので明かないはずがないと思い、少し力を入れたら、ドリルの先端が欠けて飛んだ。初めての経験だった。次のサイズのドリルと交換し、CRC556を潤滑剤代わりにして取り組んだが、なかなか明かない。また力を入れたら、なんとドリルの中央部で折れた! こうなったら狙いのサイズでと思って挑戦したが、なかなか明かない。
 バッテリも消耗してきたので、充電することにし、その間にホームセンターへ買い物に行った。DIY用の買い物だったが、ドリルのセットを買うことになってしまった。金属用には大きく分けて2種類があった。ハイス(高張力鋼)にチタンコーティングをしたタイプ、それ以上の硬度をもったドリルセットだった。ハイス系はステンレスは適応外だった。もしかするとうちのはこれだったか。上のランクのものを購入した。価格は倍以上である。
 帰宅して、うちのドリルを見たら、やはりハイス系だった。しかし、ステンレスは適応外ではなく「△」の印がついていた。買ってきたドリルをつけてやってみたら、何の苦もなく穴が明いた。上のランクの威力だった。治具はステンレスだったかと、試しに磁石を当ててみたらバチっと吸い付いた。ステンレスでも磁石が吸い付くものがある。フェライト系(SUS430など)がそれだ。この治具はそれかもしれない。ステンレスは他にオーステナイト系(スプーンやナイフ使用されるSUS304など)、マルテンサイト系(熱処理して使用されるSUS410など)などがある。私が現役時代好んで使ったのはSUS440Cである。これはマルテンサイト系で、焼き入れをして強度をアップさせ、治具に用いた。
 昼食にワイフが餅を焼いてくれた。冷凍庫の中で保存食になっていた(笑)。よもぎやゴマの入った餅で、なかなか美味かった。
 再び屋外作業に出動したが、久しぶりに餅を食べても元気は出ず、除草剤の散布だけでやめた。昨日切り株にしたつる草にドリルで穴を明けて注入した。それから、庭のログキャビンの裏もよくつる草が伸びるので、隣家側から除草剤を散布した。そこまでやっただけで、すっかり疲れてしまった。
 久しぶりに仮眠をとった。昼寝である。カレンダーに出ていた猫の夢を見た。平和な夢だが、私の肉体には限界を知らせる信号だったかもしれない。
 ホットタイム後、大量にメールを送った。来月末に予定されていた講演がなくなったので、それに付随して予定していたことができなくなったことを伝える内容だった。
 今日はAmazonで購入した品物が3つ届いた。その中の1つが優れものだった。マイクロSD(32GB)をおまけ(無料)で入手したので、それを利用してUSBメモリを作ろうと思って探した結果、タイプCメモリになる物を発注した。つまり、ケースだけなのだが、マイクロSDを挿入するとPCに抜き差しできるメモリになるもので、タイプCの挿入口しかないMacBookAirのために購入したのだ。
 それが優れものだった理由は、マイクロSDの挿入口がUSBの形をしていて、そこへ入れるとUSBメモリとしても使えるという素晴らしいアイデア商品だった。今日は疲労困憊して屋外作業を中断したが、この優れものをゲットできて、いくらか元気が出た。

4月28日(水)「小雨にも負けず・・・の風さん」
 アレルギーの調子が悪く(夜中に目が覚めた)、9時起床。夕方から雨かと思ったら、もう降り出していた。雨が降り出すまで屋外作業をしようと思ったいたのに・・・。激しく落ち込んだ。予定通りに雑務が進捗しないと、この後の執筆復帰に影響が出る。
 昼前に会議で名古屋へ行くワイフを駅まで送った。小雨が降っていて、気分も低調。JPの分局で送金処理をする予定だったが、忘れた。
 朝食を摂る気も起きず、たらたらと雑務をし、そのままルーチンも。
 階下へおりたら、雨が小降りになっていた。気を取り直して屋外へ出た。少しぐらい濡れてもいいやと、ソーラー式センサーライトの配線の保護を実施した。
 昼夜逆転生活の時のように、トーストとホットミルクでブランチ。とりあえず空腹にはならないだろう。
 まもなく雨がやんで、日が差してきた。こうなったら、行けるところまで行こうと決断し、防犯カメラの設置をすることにした。
 次々に道具類をサンルームに結集させた。最初にやったのは、治具の壁への取り付けである。外段取りはほとんどできていたので、設置場所を決め、ドリルで下穴を明けて、タッピングスクリューで固定した。防犯カメラの位置と角度も調整した。自分の構想が正しかったので、何となく元気が出てきた。
 続いてアウトレットボックスの位置を決め、同じく壁にドリルで下穴を明けて固定した。防犯カメラから出ている線をPF管コネクタを通してボックス内へ入れ、電源コードと接続した。内部での接続には埋め込み連用コンセントという極性のある電気工事士が使う部品を用いる。小型でないと入らないから剪定した。だから極性は関係ない。念のため、テスターで導通チェックをした。裸のコンセントみたいだが、ボックス内に収納するので、見栄えも関係ない。
 防水コネクタを屋外コンセントに差して、約5〜6m配線した。長さが決まったところで、電源ケーブルを専用のカッターで切断して、大失敗。カッターの刃でショートし火花が飛んだ。カッターの刃先が溶けて、刃が欠落した。これは屋内配線でもやった失敗だ。電気工事士の資格はないが、そういう問題ではない。電気の常識を知らないというか、油断していたということだ。ショートはしたが、大電流は流れなかったらしく、ブレーカーは飛んでいなかった。
 電源ケーブルを外して屋内でPF管に通そうとしたが長すぎでダメ。PF管を半分にカットしてやっと通った。
 意地悪な小雨がときどき降って来たが、執念で作業を続けた。アウトレットボックス内の配線と接続もうまく行き、電源がつながったことで防犯カメラも自動で再起動したので、角度の微調整もできた。けっこう良い角度でログキャビンの前、ウッドデッキのあたりがカメラの視野に入った。嬉しかった。
 垂直部分のPF管だけPF管片サドルで壁に固定した。垂直にならなかったのは、PF管に巻き癖(カール状)がついているからだ。ここで今日は終了。
 急いで片付けながら、また大胆にも hairdye を始めた。明日、ワイフの実家へ行く予定もあるし、来週あたりまたオンライン打ち合わせがあるかもしれないからだ。1液を塗り終わってから、片付けを完了させ、2液を塗り終わってからルーチンの残りをやった。その後、バスルームで盛大に洗い流した。
 ワイフの予定帰宅時刻より1時間前にすべてを完了させるつもりだったが、それはできなかった。
 ワイフは帰りに名鉄百貨店でうまいもの展に寄り、大阪の豚まんを購入してくる予定だった。売り場は7階で、行ったら行列になっていて、階段を下へ降りながらつながっていたという。最後尾は4階だったそうだ。美味しいものを食べたいという欲求は、長蛇の列に並ぶことはもちろん新型コロナの恐れも平気らしい。
 とは言え、その美味しい豚まんと、餃子、シューマイで晩御飯を食べることができ、大いに満足した。防犯カメラの工事がほぼ終わったことは、まだワイフには内緒だ。

4月29日(木)「ワイフの実家訪問・・・の風さん」
 8時半起床。入念なストレッチから1日を起動。ただ天気は雨なので、気分はイマイチだ。
 10時過ぎにアクアでワイフの実家へ出発。義父母とも85歳の高齢なので、ワイフの妹一家も同様に、なるべく訪問するようにしている。
 正午前に到着した。道路はまあ普通の混み方だった。
 新型コロナのせいで、ここ1年は外食はしない。食べ物を持ち込んで一緒に食べる。さすがにマスク会食はできない。だからと言って、アクリル板が設置してあるわけでもない。どこの家庭でもこんなものだろう。これが人情というものだ。皮肉にも話題はほとんど新型コロナだ。私が最も多くの情報を持っているので、それを一気にここで提供する。主旨は「今回の新型コロナはたちが悪く、とても手ごわい敵なので、どんなに気を付けても気を付けすぎることはない」という、やはり皮肉なものだ。何とも情けないような・・・。
 途中で近所のスーパーへワイフと買い物に出掛けた。私はブックオフへ行ったが、今回古本の持ち込みはない。古い歌謡曲のCDが狙いだったが、人気のあるものは品物がない(笑)。古本の棚も見なかった。
 ワイフが百均ショップにいたので、私も物色し、熊よけの鈴を購入した。これは冗談ではなく、そういった山に入ることがあったし、今後もたぶんあるからだ。気休めかもしれないが、あっても邪魔にはならないだろう。
 実家へ戻ってコーヒータイムにしてまた雑談し、日が暮れてから家路についた。
 終日雨は降り続けていた。今日は実家に顔を出せたのが、とてもよかった。私にはもう義父母しかいないのだから。
 午後8時前に帰宅し、それから晩御飯を食べ、ニュースをチェックし、いつも通りにさっさと寝た。
 明日から、天気が好くても、屋外作業はほどほどにし、作家業を復活させる。

4月30日(金)「2度目のオープンカー・・・の風さん」
 8時半起床。防犯カメラの設置の仕上げが今日の目標で、これから屋内外作業は二の次にしていく。もちろん作家業、本業をメインに。
 普通に起きたが、朝食は抜きにして、屋外へ。ワイフから防犯カメラの向きの修正を頼まれた。微調整で何とかならないかと思ったが、まるでダメで、固定治具の取り付け角度を変更することにした。これが昼近くまでかかってしまった。
 天気が好かったので、ワイフから昼は外で、と提案された。客がさっぱり入っていない(前回は)地元のレストランの応援だ。2度目のオープンカー状態にした。これも少しずつ慣れてきた。
 GWだが、まだ人出は少ない。新型コロナの恐怖もあるから、これでよい。伊勢湾の海岸線をオープンカーで走るのは、本当に気持ちいい。気分がゆったりする。目的のレストランは今日もまるで客が入っていなかった。来てよかった。駐車場においたキャメロンはオープンカーのままだ。
 朝食を抜いても、お昼にたくさん食べたので、ダイエット効果はなし(笑)。
 やはり快晴なのでまたさらに南下して、お気に入りのスポットに行くことにした。前回は、ほとんど人がいなかったが、今日はクルマがたくさんとまっていた。展望台までワイフはぶーぶー言いながら登った。上り坂がきらいなのである。帰りは前回一人で来た時と違うルートで降りた。海は干潮で、と言うか大潮で、ここの名物、上陸大師像まで歩いて行ける状態だった。珍しくワイフが行くと言う。干上がった岩場には色々なものが出現している。フジツボもその一つ。干からびて見えるので、死んでるんじゃない? と私が言うと、ワイフが、生きているよ、言う。触ると、閉じたまぶたを開閉するようなしぐさをして、ぞっとした。あの奥に目玉があったらどうしよう。早く忘れることにした。
 三河湾側を北上し、途中の観光施設「魚太郎」に寄った。私は当地に暮らすようになって30年になるが、これが初めてである。遠くの人は当地を観光で訪れるとたいてい寄るらしい。魚介類というか海産物をお土産に買って帰るのである。海の見えるところでバーベキューもできる。とにかく初めて見た(笑)。そんな私を天然記念物のように思うワイフのはからいで、否、変な人と思うので(とても他人に話せないので)、寄ることになったのだ。舞浜に住んでいて、ディズニーランドに行ったことがないというのと似ているか?
 さらに途中でケーキも買って帰宅した。
 私はまだ防犯カメラの仕上げ作業が残っていたので、それをおこない、ワイフは友達のところへ出かけた(本当によく出かける人だ)。
 日が暮れてからワイフが帰宅した。
 晩御飯後、ニュースを見てから、買ってきたケーキを食べた。
 メールのやりとりをしているうちに時間が経過し、就寝がやや遅くなってしまった。

2021年5月はここ

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